立山黒部アルペンルート(2)
今日は室堂から黒四ダムまでです
室堂から大観峰までは立山の中腹を貫いているトンネルを走るトロリーバスです
トンネルはバス一台通ることが出来る幅しかありません
なので中間地点にすれ違い場所があります。ケーブルカーと同じ方式です。
トンネルですから景色を眺めることは出来ません
大観峰でバスを降り階段を上がると眼下には黒四ダムと紅葉が目に飛び込んで来て、思わず歓声があがります
大観峰からの眺望
曇り空が残念ですが眼下には見事な紅葉と黒四ダムが見えます
右端にみえるのは大観峰と黒部平を結ぶロープウエイです
中間の支柱はありません

大観峰から見た紅葉です
見頃には少し早いですが見事です

大観峰からロープウエイで黒部平まで降ります
その黒部平に生えているナナカマドです
真赤な葉に真赤な実を付けています
ナナカマド、燃えにくい木です
七回かまどで燃やしても燃えないことからナナカマドと呼ばれているそうです

黒部平から見た紅葉

黒四ダム
黒部平から黒部ダムまではケーブルカーで下ります
写真ではダムの大きさが分かりませんが堰堤の上の人間と比べると良く分かります
ちなみに
高さ:186m 国内一位(50階建ビルに相当)
堤頂長さ:492m
堤頂幅:8.1m
昭和31年扇沢から関電トンネルの掘削開始、昭和38年まで7年間の歳月を費やし、当時の土木技術と英知を結集してて完成した世紀の大事業だったのです
当時京阪神地方は電力不足で度々停電があり、関西の経済界から関西電力に強い建設の要望があり、社長が社運を掛けて英断を下したそうです
そしてここから関西地方へ送電されています
何気なしに使っている電気、こうしたお陰で安定供給されているのですね
でもダムばかりが脚光を浴びていますが、ダム建設がが目的ではありません
発電所の建設が目的ですが、発電所は何処にも見当たりません
そうです発電所は、ダムから約10km離れた下流の地下に有ります。
まさに縁の下の力持ちですね。見えない所で黙々と仕事をしています
この難工事を知ってか知らずか静かな湖面には遊覧船がゆっくりと走っていました
観光目的で期間限定の放水をしています
もっと全体が見える展望台があるのですが階段を見ただけで上がるのを諦めました
堰堤の上から横着をして撮りました

湖畔を散策した後、関電トンネルのトロリーバスで扇沢まで下り、そこからバスで大阪まで帰りました。
この関電トンネルは黒四ダム建設資材を運ぶため最初に掘られたトンネルです。
トンネルの中程まで掘削したところで破砕帯にぶつかり、大量の水が吹き出て、工事だ大分遅れました。
石原裕次郎主演映画「黒部の太陽」での水が噴出するシーンが思い出されます。
この映画はテープにもDVDにもふき替えられていなくて、今では見ることが出来ません。
あの時の映画でしか見ることが出来ない状態です。確か三船プロ制作だったと記憶しています。
大自然に接し、一足早い紅葉を見ることが出来て満足な旅でした。
室堂から大観峰までは立山の中腹を貫いているトンネルを走るトロリーバスです
トンネルはバス一台通ることが出来る幅しかありません
なので中間地点にすれ違い場所があります。ケーブルカーと同じ方式です。
トンネルですから景色を眺めることは出来ません
大観峰でバスを降り階段を上がると眼下には黒四ダムと紅葉が目に飛び込んで来て、思わず歓声があがります
大観峰からの眺望
曇り空が残念ですが眼下には見事な紅葉と黒四ダムが見えます
右端にみえるのは大観峰と黒部平を結ぶロープウエイです
中間の支柱はありません

大観峰から見た紅葉です
見頃には少し早いですが見事です

大観峰からロープウエイで黒部平まで降ります
その黒部平に生えているナナカマドです
真赤な葉に真赤な実を付けています
ナナカマド、燃えにくい木です
七回かまどで燃やしても燃えないことからナナカマドと呼ばれているそうです

黒部平から見た紅葉

黒四ダム
黒部平から黒部ダムまではケーブルカーで下ります
写真ではダムの大きさが分かりませんが堰堤の上の人間と比べると良く分かります
ちなみに
高さ:186m 国内一位(50階建ビルに相当)
堤頂長さ:492m
堤頂幅:8.1m
昭和31年扇沢から関電トンネルの掘削開始、昭和38年まで7年間の歳月を費やし、当時の土木技術と英知を結集してて完成した世紀の大事業だったのです
当時京阪神地方は電力不足で度々停電があり、関西の経済界から関西電力に強い建設の要望があり、社長が社運を掛けて英断を下したそうです
そしてここから関西地方へ送電されています
何気なしに使っている電気、こうしたお陰で安定供給されているのですね
でもダムばかりが脚光を浴びていますが、ダム建設がが目的ではありません
発電所の建設が目的ですが、発電所は何処にも見当たりません
そうです発電所は、ダムから約10km離れた下流の地下に有ります。
まさに縁の下の力持ちですね。見えない所で黙々と仕事をしています
この難工事を知ってか知らずか静かな湖面には遊覧船がゆっくりと走っていました
観光目的で期間限定の放水をしています
もっと全体が見える展望台があるのですが階段を見ただけで上がるのを諦めました
堰堤の上から横着をして撮りました

湖畔を散策した後、関電トンネルのトロリーバスで扇沢まで下り、そこからバスで大阪まで帰りました。
この関電トンネルは黒四ダム建設資材を運ぶため最初に掘られたトンネルです。
トンネルの中程まで掘削したところで破砕帯にぶつかり、大量の水が吹き出て、工事だ大分遅れました。
石原裕次郎主演映画「黒部の太陽」での水が噴出するシーンが思い出されます。
この映画はテープにもDVDにもふき替えられていなくて、今では見ることが出来ません。
あの時の映画でしか見ることが出来ない状態です。確か三船プロ制作だったと記憶しています。
大自然に接し、一足早い紅葉を見ることが出来て満足な旅でした。
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